スマホは休憩になる?
- daiy52
- 5月23日
- 読了時間: 2分
スマホは休憩になるの?
仕事や勉強の合間、気分転換にスマホを触る人は多いですよね。短時間のスマホ使用は本当に効果的な休憩になるのでしょうか?ここでは科学的な視点からスマホ休憩の効果を整理し、深呼吸など他の休憩方法とも比較してご紹介します。

スマホ休憩のメリット
短時間のスマホ使用、特に5~10分程度の利用は、次のようなメリットが知られています。
• 気分の回復
SNSやゲームなど、好きなことを短時間楽しむことで、脳内にドーパミンが分泌され、気分が明るくなりやすいことが分かっています。
• 心理的なリセット
一時的に仕事や作業から頭を切り離し、心理的なストレスを軽減することができます。軽いゲームやパズルは特にこの効果が高いと言われています。
スマホ休憩の注意点
一方、スマホ休憩には注意が必要な点もあります。
• 使いすぎは逆効果
10分以上SNSやゲームを続けると、脳の覚醒状態が高まりすぎて、かえって疲労や集中力の低下を招くことがあります。
• 内容に気をつける
強い感情を引き起こすSNSの投稿や対戦型ゲームは、休憩後の仕事や勉強への復帰を難しくすることがあります。
• 睡眠への影響
夜間のスマホ使用は、ブルーライトや過度の刺激により睡眠の質を下げることがあります。特に寝る前の使用は避けましょう。
深呼吸など他の休憩法との比較
深呼吸(特にマインドフルブリージング)は、ストレス軽減や集中力改善、疲労回復に非常に効果的です。自然の映像を見ることも、心理的なリラックス効果が高いとされています。また、軽いストレッチを行うことは身体的疲労を和らげ、気分転換にもなります。
これらの方法と比べると、スマホ休憩は一時的な気分転換や心理的リセットには良いものの、疲労回復や集中力の本格的な改善効果はやや劣ります。短時間で手軽にできるというメリットはありますが、長時間の作業の合間には深呼吸やストレッチを積極的に取り入れるのが効果的です。
より効果的な休憩のために
スマホを上手に活用しつつ、以下のポイントも意識するとよいでしょう。
• タイマーをセットして5~10分以内に抑える
• スマホ使用後には画面を閉じ、深呼吸やストレッチを行う
• 日によってスマホを使わず、自然映像や静かな音楽などを取り入れる
スマホは完全に排除する必要はありません。気分や状況に応じて休憩方法を使い分け、心身の健康につなげていきましょう。
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